捨て方は自分の儀式
だれかにアドバイスをもらったわけではない…。
だけど手を動かしてシュレッダーをかけているうちに答えが整いました。
きっと誰かに「そのまま捨てても大丈夫よ」と言われていても、モヤっとしてたかもしれない。
捨て方は自分の儀式として、自分が決める。
名前入りのプリント、どう捨てる?
昨日もシュレッダー祭りは開催された。
この作業、面倒で嫌なことだけじゃないと気がづいた。
これ全部いらない!!と言って長女が捨てた束の中から探していた、長女の名札が出てきた。ついでに忘れ去られたハンカチもヾ(´▽`;)ゝ
そして、時折発見!!娘たちの作文?
「大人になった自分へ」「夏休みの思い出」……。
毎日学校の宿題で書いている日記を読むことは娘たちから既に禁じられている。
なので、ちょっとルール違反かもしれないけれど、シュレッダーをかけながらチラ見。
こんなこと思ってたんだ…。
時が流れるのは早い。その瞬間を切り取った娘たちを垣間見ることができる。
初めはこんなに字が汚かったのに…成長したな~なんてしみじみ。
娘が大人になって読んだら面白そうな作文は、私の思い出ボックスへ入れておこう。
その時、思い出して取り出せるかしら…。
シュレッダーをかけながら…100点のテストがたくさん出てきた。
仕事を辞めたときのこと。娘が帰るなり100点のテストを嬉しそうに見せた。
「見て!!すごいでしょ~」
初めてテストをそんなふうに見せられた。
きっと今までも見せたかったんだろうけど、帰宅した私はいつも忙しくていた。
娘なりに気をつかっていたのかもしれない。もしかすると私が何かしながら生返事をしてしまったのかもしれないし、忙しいから後で!!なんて門前払いしてしまったのかも。
名前を探しながら、チラッとプリントに目を通し、シュレッダーへ。
それは私にとって娘たちの頑張り、成長を見ること。
今まで見てなかった私が今できること。
これから娘たちもプリントを見せなくなるかもしれない。
だから、シュレッダーを私にかけさせてくれる間はそっと覗いていこう。
こうやってシュレッダーをかけながら捨てることは私の儀式。
そう思うと、なんだかシュレッダー時間も楽しくなってきた。
あと少し!!頑張れ~私。